図面には図枠がセットになっていますね。図枠の中に絵があり、それを印刷するには用紙サイズを選択する必要があります。
以下に用紙のサイズと図枠の例としてダウンロード可能なdxf図面を用意しましたので、お気軽にご利用ください。
用紙サイズ
A版とB版がありますが、設計の仕事で使用するのは圧倒的にA版です。
では、A版のサイズを少し見ていきましょう。
サイズ→短辺×長辺(mm)の順で記載
A0→841×1189
A1→591×841
A2→420×594
A3→297×420
A4→210×297
本当はA10までありますが、図面を印刷するのは最小A4くらいなので割愛しています。日常的な図面の印刷にはA3が最も多いです。
図面は基本的に折りたたんで(図面折りなどと呼ばれる)、ファイリングします。A0にもなると、かなり大きく折るのもたいへんです。
さて、図枠を作ろうとなるとこのサイズ大事になってきます♪とはいえ、このサイズぴったりには作りません。上下、左右10㎜前後の余白をあけて、図枠を作るのが一般的です。そして、そのまわりには目盛や座標などを描きましょう。
図枠の一例
図枠なので、レイアウト空間に配置しようかなと思っていたのですが、残念!
それだとJWCADでは、うまく見られないようです。ということで、モデル空間にベッと図枠を張り付けたものを載せておきますね。
※あくまで、一例です(予防線を張りすぎ?)。
企業によって、配置や内容が若干異なります。ご参考までに!ご興味のある方は、ダウンロードしてみてくださいね。
一から作るよりは楽だと思いますので、こちらをベースにカスタマイズしてもよいですね。defpointで用紙と同じサイズに図枠を囲う線を配置しています。
※defpoint(s)という画層。この画層で書かれたオブジェクトは印刷には反映されません。
何か一つでもお役に立てれば嬉しく思います。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。
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