本サイトにて紹介しているAutoCADをはじめ、無料のJWCADなど日本の企業で使用されているCADはさまざま。
その中から今回は、AutoCADと操作性が似ており互換性もあると評判のIJCADを使ってみた感想と製品価格、体験版のダウンロード手順を紹介していきます。
IJCADとは?使ってみた感想
IJCADは、インテリジャパン株式会社という日本の企業が作ったCADソフトです。
実際に私が使ってみたのは、体験版(IJCAD:2022 LT[64bit])です。操作性や画面もAutoCADと非常によく似ています。おおむねAutoCADの使用感と変わりません。
しかし、やはり別のCADなので多少の違いはあります。
例えば、現在のAutoCADのではトリムをする際に分断する線分を選択しなくても交差した線分を境にトリムされます。IJCADの場合、必ず分断線を選択してからトリムしたいところをクリックする手順のようです。(以前のAutoCADのトリムの使い方と同じですね。)
AutoCAD同様、レイアウト空間もありますし互換性もまずまずといったところでしょうか。ところどころ使用方法などが異なり違和感もありますが、慣れれば問題ない程度でした。操作性に関してもIJCADのほうがいいところ、AutoCADのほうがいいところがあり個人的には互角かな?といった印象です。
IJCADで複雑な図面は描いていないので、確実なことは言えませんが…表面粗さ記号の図面はIJCADで描いたものです。
多少の違いはありますが、コマンドのアイコンなどもよく似ており覚えなおす必要がありません。AutoCADを普段使っている人は操作に困ることはほとんどないでしょう。会社でAutoCADを使っていたけど、独立してCADソフトを入れる必要があるという方などにはぴったりの商品ですね。お値段もAutoCADと比較すると、やや抑えられますし♪
IJCADの価格は?
IJCADの価格は以下の一覧でご確認いただけます。
あれ?思ってたより高い?
私はそう思いました。なぜならば、商品の価格表にIJCAD 2020 LT(エルティ)のスタンドアロン版は55,000円…およよ?
よくよく見てみますと、この55,000円はあくまでもライセンス料らしいのです。そこにサブスクリプション(年額)13,750円と消費税(10%)6,875円を合わせた75,625円が支払額となるようです。
そうだよね、今のご時世1回買ったらもう使い続けられるってないのか。毎年、支払ってもらったほうが継続的に収入になるもんね。
というわけで、一度目の支払いではライセンス+サブスクの料金。2年目以降はサブスク料金を毎年払い続けるといった感じです。まあ、AutoCADと比べれば価格はだいぶ安いです。
1か月間は無料でお試しできますので、ご興味のある方は以下のとおりダウンロードして使ってみてください。
体験版無料ダウンロードの手順
IJCADのホームページへ。
右上の体験版ダウンロードのボタン(「購入する」ボタンの左側)をクリックします。
新規登録&ログイン画面が表示されます。登録が済んでいない方はメールアドレストパスワードを入力して、ログインボタンをクリックします。
指定したメールアドレスに「■IJCAD.jp■ユーザ登録/体験版ダウンロードURLのお知らせ」といった内容のメールが届きます。
私はGmailを入力したのですが、迷惑メールに引っかかっていました。なかなか届かない?となったときは迷惑メールのボックスを見てみてください。
メール内のURLで体験版ダウンロードの画面へ入ります。(※このURLは1回のみ有効です。)
ダウンロード一覧が表示されますので、試してみたいCADの体験版ダウンロードのボタンをクリックしましょう。このボタンを押すだけでパソコンへインストールされます。
インストールが完了したら…利用者名と社名(会社じゃないから社名はないんだけどなぁ)を入力して、ダウンロードしましょう。
ダウンロードができたら、もう体験版としてIJCADを使用できます。繰り返しになりますが、30日間は無料なので、ご興味ありましたらぜひお試しください。
なにか一つでもお役に立てれば嬉しく思います。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。
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